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ハンドメイド作家の収入は?3年間のリアルな実績を公開!

記事タイトルの表示:ハンドメイド作家の収入は?3年間のリアルな実績を公開!

ハンドメイドって、本当に稼げるの?

そんな疑問に、ハンドメイド作家として3年間活動してきた、奥さんの実際の収入データをもとにお答えします。

確定申告のリアルな数字を公開しながら、「どのくらい稼げるのか」「どうすれば伸ばせるのか」を具体的に解説します。

まず先に結論からどうぞ。

実際の収入(経費を引いた利益)
  • 初年度(7ヶ月分):562,542円
  • 2年目:2,297,962円
  • 3年目:4,024,383円

たった3年で、利益は約7倍に成長しました。

「すげえ!」って思うかもしれませんが、実は初月の売上はたったの6,000円…。

当時は30代半ば、

子ども2人を育てるごく普通のパート主婦でしたが、コツコツ続けていけば、ここまで成長できるという実例です。

まぁ、正直「目を閉じた状態でバット振ったら、ホームランになった!」くらいの感覚かもしれませんけどね。

でもその偶然の当たりにも、ちゃんと理由があって。

今になって振り返ってみると、「参入したジャンル」が全てだった気がします。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、まずはハンドメイド作家の平均収入についてみていきましょう!

目次

ハンドメイド作家の平均収入

残念ながら、日本のハンドメイド作家さんの平均収入を調査している公的なデータは存在していません。

しかし、ハンドメイド販売サイト「minne(ミンネ)」を運営するGMOペパボ株式会社が、2023年に大規模なアンケート調査(※副業として活動する作家5,066名対象)を実施しています。

調査結果はこちら⇩

引用元:GMOペパボ株式会社
月の売上金額割合
5,000円未満32.1%
5,000〜1万円未満15.6%
1〜2万円未満11.2%
2〜5万円未満11.4%
5〜10万円未満4.8%
10万円以上2.3%
売上なし19.2%

このデータからみると、月5万以上売上のあるハンドメイド作家さんは約7%

つまり、9割以上の作家さんが月5万円未満の売上にとどまっているという結果になります。

正直、なかなか厳しい結果ですよね…。

ただし、この数字は「副業として活動している作家さん」を対象にしたデータです。

中には、

  • 週に数時間だけ活動している人
  • イベント出店のみでオンライン販売をしていない人

も多く含まれています。

なので、この調査結果は「ゆるく活動している層も含めた全体像」と捉えておきましょう。

実際には、

時間をしっかりかけて制作・販売に取り組めば、安定して月10万円以上の売上を出すことも十分に可能です。

たとえば、写真のクオリティを上げたり、SNSや広告費をうまく活用することで、結果は大きく変わってきますからね。

最終的には、

どのくらい本気でやるか

それがすべてです。

奥さん(ハンドメイド作家)の収入公開

ここからは、実際にハンドメイド作家として活動している奥さんのリアルな数字をお見せします。

机上の話やアンケート調査ではなく、「3年間の確定申告データ」をもとにした実績です。

収入公開

年数活動期間年間利益(経費を引いた残り)
初年度7ヶ月間562,542円
2年目12ヶ月間2,297,962円
3年目12ヶ月間4,024,383円

ちょっと順調すぎない⁉︎って思いますよね。

でも最初からうまくいっていたわけではありません。

むしろ、全然売れてませんでしたから(笑)

自信満々で出品したのに、まったく反応がなくて「このまま続けても意味あるのかな…」と落ち込む日が続いてました。

1つ目が売れたことで人生が変わった

そんな中で、ある日スマホに届いた「売れました!」の通知。

それが、すべての始まりでした。

初めての売上は2,000円ほどでしたが、「誰かが自分の作品を選んでくれた」という事実が、とにかく嬉しくて泣きそうになってましたよ。

この成功体験で、奥さんのモチベーションが爆上がり!

不思議なもんで、1つ売れるとポツポツと注文が入るようになっていくんですよね。

そこからは「もう少し写真を明るくしよう」「梱包を工夫してみよう」「こんな商品はどうかな」と、少しずつ改善を重ねていった結果が、今の実績につながっています。

売上が爆発したきっかけ

そしてある日、転機が訪れました。

たまたま購入してくれたお客様が、数万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーだったんですよね。

その方が商品を気に入ってくださり、

SNSに投稿しても大丈夫ですか?

と丁寧に連絡をくれたのがきっかけです。

その後、Instagramで紹介していただいたことで、「○○さんの投稿を見て買いました!」というメッセージが次々に届き、通知が止まらないほどの反響に…。

まさに「売上が爆発した瞬間」でしたね。

ファンができたことで売上が安定

この出来事をきっかけに、購入してくれた方の中からリピートしてくれるファンが少しずつ増えていった感じです。

レビューを書いてくれたり、「友達にもプレゼントしたい」と再購入してくださったり。

こうした小さなご縁の積み重ねが、結果的に売上の安定にもつながっていったんだと思います。

ここまでの話を聞いて、「自分にもできるかな?」と思った方へ。

次に、これからハンドメイドを始める人が知っておくといいポイントをいくつかお伝えしておきますね。

これからハンドメイドを始める人へのアドバイス

難しく考えすぎず、まずは小さく始めること。

ここからは、最初の一歩を踏み出すためのヒントをお伝えします。

Webで副業から始める

ハンドメイド販売を始めるなら、イベント出店などの対面販売ではなくネットショップを使ったWebでの販売」がおすすめです。

イベント出店などの対面販売は準備や在庫リスクが大きく、天候などにも客足が左右されますからね。

最初は副業として、空いた時間に少しずつ始めましょう。

材料費や道具も、いきなり高価なものを揃える必要はありません。

自宅でできる「副業ハンドメイド」は、リスクを抑えながら経験を積むのに最適です。

少しずつ販売の流れを学びながら、自分のペースで成長していけます。

激戦ジャンルは避ける

アクセサリーや布小物など、競合が多い分野にいきなり参入するのは超大変です。

正直、おすすめしません。

競合が多いジャンルは避けましょう。

ハンドメイド販売では、「かわいい」「安い」だけでは差別化できない世界なんですよね。

だからこそ、ニッチなジャンルを選ぶことが大切になります。

「どんなジャンルを選ぶか」で、結果の8割が決まると言っても過言ではありません。

自分に合ったプラットフォームを選ぶ

奥さんが使ってるプラットフォームは「メルカリ」です。

ハンドメイド初心者の多くも、まずはメルカリから始めようかと考える人が多いでしょう。

ただ、

メルカリは2025年10月22日から利用規約が改定されるため、注意が必要です。

2025年10月22日より、フリマアプリ「メルカリ」の利用規約が改定され、法人や個人事業主などの事業者による新規利用や継続利用が原則禁止であることが規約上も明確化されます。
フリマアプリ「メルカリ」を個人間取引専用の場、そして「メルカリShops」を事業者向けECの場と明確に分けて利用いただくことになります。

引用元:https://jp-news.mercari.com/contents/26232

まぁ、どれか1つに絞るよりも、最初は複数のプラットフォームで販売を試してみるのがおすすめ。

副業でハンドメイドを始めるなら、代表的な販売サイトはコチラ。

販売サイト

どれも無料で登録できるので、まずは気軽に試してみましょう。

その中から自分と相性の良い場所を見つけて、コツコツ育てていけばOKです。

海外販売に興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。

SNSでも集客する

作品を見てもらうには、SNSの活用が欠かせません。

特に「Instagram」は、ハンドメイド作品との相性が抜群です。

「制作過程」や「作品に込めた想い」を発信することで、あなたの世界観に共感してくれるファンが自然と増えていきますよ。

SNS投稿のコツ
  • 写真は明るく自然光で撮る
  • ハッシュタグでテーマを絞る
  • ストーリーで制作風景を発信

また、SNSを活用すれば、販売サイトに頼らず自分の発信でお客さんを呼び込むスキルも育てられます。

まとめ:

ハンドメイドで結果を出すには、「才能」よりも「継続」と「小さな改善」の積み重ねが大切です。

最初はうまくいかなくても、行動を続けることで少しずつ結果は出ていきます。

実際問題として、ハンドメイドを始めようと思っても、「出品すること」すらできない人のほうが圧倒的に多いんですよね…。

きっと作品を作ったとしても、

  • こんなの売れるわけない
  • 恥ずかしいからやめておこう
  • 時間ができたら…

といった理由で、最初の一歩を踏み出せずに終わってしまうんじゃないかな。

でも、この記事をここまで読んでくれたあなたなら絶対できます。

「できるかな?」と悩む前に、まず一品出してみてください。

そこから、きっと何かが動き始めるでしょう。

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