「マーケットプレイスインサイト?Etsyの新しい機能だ!」
って感じで無料でイジってたら、誤って「Etsyプラス」とかいう月額10ドルの有料プランに誘導され、誤って登録しちゃいました…。
すぐにキャンセルしたけど、後の祭りですね。
Etysでの支払いをクレカ登録してる人は、簡単に登録できちゃうんで気をつけてください。
まぁ、せっかくなのでこの機会に「鬼殺隊10人目の柱(人柱)」としての職務と全うしたいと思います(笑)
10ドルかぁ、また奥さんに怒られるな…。
というわけで今回は、Etsyの新機能「マーケットプレイスインサイト」について、少し解説していきます。
Etsyプラス(Etsy Plus)とは?
「Etsyプラス」は、Etsyの公式が提供している月額10ドルの「拡張機能パック」のことです。
要するに、お金払えば便利な機能が使えるようになるよって話。
私の場合、うっかり登録してしまったわけですが…。
結果的にどんな機能があるのかを知る良い機会になったので、せっかくだから共有していきます。
- マーケットプレイスインサイトレポートへの無制限アクセス
- ショップのカスタマイズツール
- 独自のウェブアドレス
- Adobe Express プレミアムプラン
- 再出品リクエスト
つまり、「Etsyプラス」はショップの見た目を整えたい人・分析したい人向けの上位プランという位置づけです。
各機能の内容についてもっと詳しく知りたい方は、「ショップ管理画面」>「ショップ設定」>「あなたの定期購入登録」で確認できます。

そして今回は、個人的に良いなと感じた新機能「マーケットプレイスインサイト」について紹介していきます。
マーケットプレイスインサイトとは?
マーケットプレイスインサイトは、Etsy公式が提供している検索データ分析ツールです。
かんたんに言うと、
「Etsyの中でどんなキーワードが、どれくらい検索されているのか」を調べることができる公式ツールになります。
これまで「Alura」や「EverBee」などの外部ツールでは予測データしか見られませんでしたが、このツールを使えばEtsy内部の検索データを直接チェックできるようになりました。
マーケットプレイスインサイトの使い方
実際の操作はとてもシンプルです。




このデータを使えば、
- どんなワードが今人気なのか
- 検索数が多いのに競合が少ないキーワードはどれか
などを一目で把握できます。
Googleでいう「キーワードプランナー」みたいな感じかな。
Etsyでは「タグ」や「タイトル」に入れるキーワードが検索順位を大きく左右するので、このツールを使えば感覚ではなくデータに基づいたSEO対策が可能です。
SEOについて詳しくは、こちらの記事もあわせてご覧ください。
無料で使える範囲
マーケットプレイスインサイトは無料でも「週15回」まで検索が可能です。
1日15回じゃないですからね。
ここ注意しましょう!
また、
検索できるのは過去30日間のデータで、キーワードごとの「検索数」「商品数」などの関連情報を確認できます。
検索回数の残りは画面上部に表示され、結果は検索した日から7日間有効です。
つまり、1週間に15個までキーワードを調べて、そのデータを1週間保存できる仕組みですね。
一方で、Etsyプラス(Etsy Plus)に登録すると、検索回数が無制限になるほか、追加される限定機能まで使えるようになります。
- 無料プラン:週15回まで(結果は7日間有効)
- Etsyプラス:検索無制限+限定機能あり
個人的には、今後アメリカ向けの商品が本格的に動き出したら、そのタイミングでEtsyプラスの本格導入を検討するつもりです。
外部ツールとの違い
外部ツール(Alura、EtsyHunt、EverBeeなど)と比べると、マーケットプレイスインサイトの最大の強みは「公式データ」であることです。
外部ツールはEtsyの公開情報を解析しているのに対し、この機能はEtsy内部の実際の検索データを基にしているため、精度と信頼性がまったく違います。
実際に「同じキーワード」を3つのツールで検索してみた結果がこちら。



検索数で比較してみると⇩
ツール名 | 検索数 |
Etsyプラス | 1,500 |
Alura | 10,863 |
EverBee | 595 |
見てのとおり、数値のバラつきがけっこうあります。
これは、
Etsyプラスが実際の検索データであるのに対して、外部ツールは推定値をもとに算出しているためです。
Etsyの内部データは公開されていないので、ツールごとに数値のズレが出るのは仕方のない部分ですね。
一方で、こんな弱点もあります。
- 外部ツールのように競合、コンバージョン率などの情報までは見られない
- データ期間が30日限定
つまり、現段階ではリアルな検索ボリュームを知るならEtsyプラス、競合やスコアを分析するなら外部ツール、というふうに使い分けるのがベストです。
まとめ
マーケットプレイスインサイトは、Etsy公式が提供する「検索データ分析ツール」です。
無料でも週15回まで使えるので、まずは気になるキーワードをチェックするだけでも価値があります。
外部ツールとの大きな違いは、「公式データ」を使っていること。
Etsyの内部検索数を元にしているため、精度と信頼性が高いのが特徴です。
ただし、競合やCV率などの分析はできないので、深いリサーチをしたいときはAluraやEverBeeなどの外部ツールを併用するのがベスト。
要するに、
- Etsyプラス:正確な数字
- 外部ツール:分析と戦略
こんな感じで、うまく使い分けていきましょう。