「マジで心が折れそう…」
どれだけ頑張っても売れない日々が続くと、「もうやめようかな」と思ってしまいますよね。
でも、それはあなたの才能や努力が足りないからではなく、今の市場環境が作品と合っていないだけかも。
結論からお伝えします。
日本の市場は一度手放して、Etsyで海外市場をターゲットにしましょう!
メルカリ、ラクマ、minne(ミンネ)、Creema(クリーマ)…正直、国内は競争が激しすぎて、新規参入する隙間すらないのが現状です。
一方、
海外には、日本のハンドメイド作品を心から欲しがっている人たちがたくさんいます。
市場を変えるだけで、作品の価値が大きく花開く可能性は十分ありますよ。
本記事では、「ハンドメイドが全く売れない」と悩むあなたに、海外販売という新しい選択肢の魅力・メリット・デメリット、そして最初の一歩の踏み出し方までを具体的に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
ハンドメイドが全く売れない…理由は?
「売れない」現実
ハンドメイド販売を始めたものの、思ったより売れずに悩んでいる人は少なくありません。
むしろ、多くの作家さんが最初の数ヶ月〜1年はほとんど売れない状態を経験してるでしょう。
「作品が悪いから?」
「作り手のセンスがないから?」
いいえ、違います。
単純に、知ってもらう機会が極端に少ないことが原因です。
新規参入者が多く、作品が埋もれてしまう現実。
SNSを頑張ってもフォロワーが増えず、出品してもアクセスがゼロに近い。
こうした「見てもらえない」状況は、多くの作家さんが通る道なんですよね。
だからこそ、市場を変える発想が必要になってきます。
市場とのミスマッチ
売れない日々が続くと、「やっぱり才能がないのかな…」と自分を責めてしまいがちです。
でも本当の原因は、市場の需要と作品がマッチしていないだけなのかも。
例えば、国内では人気が伸びないデザインでも、海外では「日本らしさ」や「珍しさ」として高く評価されることがあります。
つまり、今の市場が合わないだけで、作品そのものの価値が低いわけではありません。
市場を変えれば、同じ作品でも評価も価格も変わることは珍しくありません。
国内市場が厳しい3つの理由
国内のハンドメイド市場が厳しいのには、明確な理由があります。
- 価格競争が激しい
メルカリやフリマアプリでは、同じような作品が安価で出回り、適正価格で販売しにくい状況。 - 市場の飽和状態
minneやCreemaなど、大手プラットフォームでは新規作品が毎日大量に追加され、埋もれやすい。 - 差別化の難しさ
素材やデザインが似通い、独自性を打ち出すのが困難。
このように、国内では作品の良さよりも価格競争になりがちで、精神的にも消耗しやすい環境になっているのが現実です。
ハンドメイド作品を海外に売るという選択肢
なぜ海外では売れる可能性が高まるのか
海外市場では、日本のハンドメイド作品は「珍しい」「品質が高い」「丁寧なつくり」として評価されやすい傾向があります。
特に和柄や伝統的な素材は、現地では見かけることが少なく、希少性が高いため価格も下がりにくいのです。
日本では当たり前に売ってる物も、海外では当たり前じゃないんですよね。
また、海外の顧客は「作品の背景やストーリー」に価値を見出す文化が強く、作家自身の想いや製作過程を発信することで、単なるモノではなく「作品」として選ばれやすくなります。
海外で売れやすい日本のハンドメイド例
- 和柄を使ったアクセサリー
- 折り紙モチーフのピアスやネックレス
- 桜や富士山など、日本らしいデザインの雑貨
- 縁起物やお守りモチーフ
こういった作品は、海外の人にとっては日常にないデザインや意味合いを持つため、ギフトや記念品として需要が高いです。
「日本じゃ厳しいだろうなぁ」ってものとかも、需要があるので普通に売れますよ(笑)
言語・発送・登録の壁は乗り越えられる!
「海外販売」と聞くと、英語や配送ルール、関税など難しそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、Etsyなどの国際的なマーケットプレイスでは、以下のように初心者でも始めやすい仕組みが整っています。
- 商品ページは日本語で作成しても自動翻訳される
- 支払いはプラットフォームが現地通貨に変換
- 配送も郵便局や宅配業者を使えばOK
つまり、「英語ができないから…」や「国際配送は無理そう…」という理由で諦めるのはもったいないですよ。
ちなみに、私も奥さんも英語全然できませんからね(笑)
英語に苦手意識がある方は、こちらの記事も一緒にご覧ください。
海外販売のデメリット
海外販売には大きなチャンスがありますが、同時に国内販売ではあまり経験しないような注意点もあります。
事前に知っておくべき代表的なデメリットは以下の3つです。
- 送料や配送トラブルのリスクがある
- 関税や税金などの制度理解が必要
- 返品・クレーム対応の負担が増える
順番に見ていきましょう!
送料や配送トラブルのリスクがある
海外への発送は、どうしても送料が高くなりがちです。
例えば、日本からアメリカに小型アクセサリーを送るだけでも、追跡付きだと1,200円ほどかかります。
特に重さやサイズが大きくなるほどコストは一気に跳ね上がるため、販売価格に送料を含めるか、購入者負担にするかの判断が必要ですね。
また、配送の遅延や破損に対して、現地の郵便局や宅配業者と直接やり取りする必要が出ることも可能性として0ではありません。
海外では国内ほど配達がスムーズでない地域も多く、思わぬ場所で荷物が止まってしまうこともあります。
このため、
- 追跡番号を必ず付ける
- 壊れやすい商品は二重梱包にする
- 発送後は購入者に追跡リンクを共有する
といった工夫で、トラブルの可能性を減らすことが重要です。
アメリカまでの配送料について詳しくは⇩
関税や税金などの制度理解が必要
国によっては、商品到着時に関税や輸入税が課される場合があります。
ショプポリシーには、こんな感じで記載⇩

こちらはEtsy側で用意してある「定型ポリシー」なので編集できません。
ただ、
事前に説明しておかないとトラブルの原因になりそうな場合は、お知らせに追記するなどした方がいいでしょう。
トランプ関税とかですね(笑)
各国の制度やEtsyのヘルプページを確認し、必要に応じて商品説明に明記しておくことをおすすめします。
返品・クレーム対応の負担が増える
距離がある分、返品や交換には時間もコストもかかるのは確かです。
特に海外からの返品送料は非常に高額になることが多く、小さなアクセサリーでも数千円単位になるケースがあります。
実際、購入者さんとの交渉で返品ではなく再送することで解決することもありました。
不要なトラブルを減らすためには、
- 返品ポリシーを商品ページやショップポリシーで明確に記載する
- 「返品不可」の場合でも条件や理由を具体的に書く
- 破損防止のための梱包や発送方法を工夫する
といった事前対策が重要です。
海外販売のメリット
国内だけでは味わえない販売チャンスや出会いが、海外にはたくさんあります。
ここでは、私が実感した海外販売ならではの4つの魅力を紹介。
価格競争が緩く、適正価格で売れる
国内のフリマアプリやハンドメイドマーケットは、同じような作品が低価格で大量に出回りやすく、値下げ競争になりがちです。
スマホ1つでアカウント登録でき、特別なスキルや設備がなくても出品できるため、サイト上では初心者から上級者まで混在しますよね。
そうなると、
必然的に価格を下げやすい人が目立ち、値下げに追随せざるを得ない流れが生まれます。
「安くないと売れない」雰囲気が広がり、せっかく手間ひまかけた作品でも適正価格で売るのが難しい状況です。
一方、海外では「安さ」よりもデザイン性や独自性を重視する購入者が多く、作品の背景やストーリーにも価値を見出します。
そのため、作品の価値に見合った価格設定がしやすく、むしろ安すぎると逆に怪しんで購入されません。
「日本らしさ」をアピールできる
和柄、漆、桜モチーフなど、日本特有の素材やモチーフは、海外では希少な存在です。
こうした「日本らしさ」は、現地では見かけないユニークな作品として選ばれることもあります。
さらに、日本の伝統や文化に興味を持つ、いわゆる「日本好きな層」は世界中に存在するんですよね。
そういった人たちは、単にモノを買うのではなく、文化やストーリーごと手に入れることに価値を感じています。
そのため、作品説明に素材の意味や由来、制作の背景を加えることで、購入の後押しになることは間違いありません。
市場規模が大きく、潜在顧客数が多い
国内だけを相手にする場合、どうしても市場は限られます。
たとえば、日本の人口は約1億2,000万人ですが、そのうちハンドメイドに興味を持って実際に購入する人はごく一部ですよね。
しかし海外販売では、アメリカやヨーロッパ、アジア圏など、何十倍もの規模の顧客層にアプローチできます。
Etsyは190カ国以上からアクセスがあり、1つの商品ページが公開されれば、数日で数百〜数千人が目にする可能性もアップするでしょう。
さらに、
国内ではニッチすぎると思われるデザインでも、海外では熱心なファンを見つけられるケースも珍しくありません。
つまり、あなたの作品が思わぬ国で光を放つチャンスが広がっています。
一年を通じてイベント・ギフト需要が途切れない
海外は国や地域によってイベントや祝日がバラバラです。
クリスマスやバレンタインはもちろん、イースター、サンクスギビング、母の日、ハロウィン、ブラックフライデーなど、季節ごとに多彩な需要が発生します。
さらに、国や宗教ごとの特別なお祝い事も豊富なんですよね。
中国の旧正月やインドのディワリ祭など、国内ではあまり馴染みのないイベントも販売機会となります。
ターゲットを広げれば、一年のどこかで必ず販売チャンスが生まれる環境といえるでしょう。
このため、日本国内のように「年末年始や母の日だけが繁忙期」という限られたサイクルに縛られにくく、年間を通じて安定した売上の流れを築けるのが魅力です。
まとめ:ハンドメイドの海外販売は「Etsy」で!
国内だけで勝負していた頃に「全然売れない…」と悩んでいた人も、海外という市場に目を向けることで、思わぬチャンスが広がります。
中でもEtsyは、ハンドメイドやヴィンテージに特化した世界的なプラットフォーム。
- 会員登録から出品までが比較的シンプル
- 自動翻訳や多通貨決済など、海外取引のハードルを下げる機能が充実
- 世界中の購入者に向けて、1つの商品ページで販売できる
もちろん送料や関税、返品対応などの課題はありますが、それを上回る魅力や可能性があります。
国内で伸び悩んでいるなら、まずはEtsyで「小さく試してみる」のがおすすめです。
最初の1件の注文が、あなたのモチベーションと自信を大きく変えてくれるでしょう。
マジで見える景色がガラッと変わりますからね!
そして、やがては国内では出会えなかったファンやリピーターとのつながりが生まれます。
海外販売は、ただ商品の販路を広げるだけでなく、自分の作品やブランドの可能性を再発見するきっかけにもなりますよ。
ぜひ、こちらのお得な紹介リンクで始めてみてください。
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詳しいショップ開設の手順については、こちらの記事で詳しく解説してあります。

以上、最後までお付き合いありがとうございます。
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