「プライバシーポリシーってなに?」
「一体何を書けばいいの?」
って感じで戸惑っていませんか?
実際、この設定を後回しにしている人、けっこう多いんですよね。
ちなみに、先にショップ開設してる奥さんのサイトは設定してませんでした…(笑)
というわけで今回は、
Etsyのプライバシーポリシーの基本ルールから、設定手順までわかりやすく解説します。
「まだ何も書いてない…」という方も大丈夫!
一緒にステップを確認していきましょう。
プライバシーポリシーってなに?Etsyでなぜ必要?
まずは、この「プライバシーポリシー」という言葉の意味と、Etsyでなぜ必要なのかをしっかり理解しておく必要があります。
そもそもプライバシーポリシーとは?
プライバシーポリシーとは、「個人情報をどのように扱うかを明記したルール」のことです。
たとえば、
- お客様からどんな情報(名前・住所・メールアドレスなど)を取得するのか
- その情報を何の目的で使うのか
- 第三者に提供することがあるのか
などを、あらかじめショップ側が文章で説明することで、「お客様の不安を減らし、安心して購入してもらう」という役割があります。
これはネットショップに限らず、
ブログ・予約サイト・会員制サービスなどでも使われている、ネット上で活動する人にとっては当たり前になりつつある「基本マナー」のような存在です。
Etsyの場合も例外ではなく、ハンドメイド作品を売る「個人」でも、プライバシーポリシーの提示が推奨されています。
Etsyで設定が必要な理由
Etsyでは、商品を売るセラー側が「ショップポリシー」を設定することが推奨されています。
その中でも「プライバシーポリシー」は、特に重要なパートのひとつなんですよね。
というのも、Etsyでは商品の注文時に、購入者の名前・住所・メールアドレスなどの個人情報が、出品者に通知される仕組みになっているからです。
つまり、あなたがお客さんの個人情報を預かる立場になるということ。
そんな状況で、「購入時に入力した私の情報はどう使われるのか」が明記されていないと、お客さんからするとちょっと不安じゃないですか?
プライバシーポリシー設定しておくことで、
- 「このショップは信頼できそう」
- 「ちゃんと管理してくれるんだな」
という安心感を与えることができ、購入率のアップにもつながるはずです。
実際、Etsyのページでも「プライバシーポリシー」について次のように明記されています。
b. プライバシーと個人情報の保護
あなたは、受け取ったまたは処理したユーザーの個人情報を保護する責任があり、関連する法的な要件のすべてに従わなくてはなりません。 これには、あなたが他の Etsy ユーザーの情報の利用方法に関し適用されるデータ保護およびプライバシーに関する法律を含みます。 そういった法律では、あなたがご自身のプライバシーポリシーを投稿し、遵守することが求められます。ご自身のポリシーは、あなたが交流する Etsy のユーザーがアクセス可能な状態でなければなりません。
引用元:Etsy公式
さらに、プライバシーポリシーの有無は、Etsy内でのショップの「SEO評価」にも間接的に影響すると言われています。
明確なガイドラインには記されていませんが、「しっかり準備されたショップ」が優遇されるのは自然なことですよね。
少なくともマイナスにはならないので、まだ設定していない方は、早めに設定しておくのがおすすめです!
EtsyのSEOについて興味のある方は、下記の記事をご覧ください。
設定しないとどうなる?
ここまでの話を聞いて「プライバシーポリシーって、絶対に設定しなきゃいけないの?」と思う方もいるかもしれません。
実際のところ、Etsyではプライバシーポリシーの設定は必須ではありません。
ですが、設定しないままでいると、次のようなリスクやデメリットが出てきます。
購入者の不安
お客様は購入時に名前や住所、連絡先などを入力します。
その情報が「どう扱われるのか不明なショップ」よりも、きちんと説明してくれているショップの方が安心ですよね。
つまり、設定していないと「信頼されにくい=購入につながりにくい」ということ。
Etsy内でのSEO評価に影響する⁉︎
Etsyは「信頼できるショップ」を上位表示しやすい仕組みをとっています。
そのため、
プライバシーポリシーを含むショップポリシー全体を設定していることが、アルゴリズム上も好まれる要素になっていると言われています。
公式に明記されているわけではありませんが、Etsy内の信頼スコアや検索順位などに間接的にプラスになる可能性は高いでしょうね。
トラブル時に困ることも
万が一、お客様との間で「個人情報の扱い」についてトラブルが起きた場合、あらかじめポリシーで方針を示していないと、自分を守ることができません。
プライバシーポリシーは、お客様のためだけでなく、自分自身を守るためのルールでもあるんです。
というわけで「後でいいや…」ではなく、できるだけ早めに設定しておく方が安心ですよ!
他のポリシー(返品・キャンセル)との違い
Etsyの「ショップポリシー」には、プライバシーポリシーの他に、以下2つのポリシーが設定できます。
返品&交換ポリシー
商品が不良だったり、購入者の都合で返品・交換を希望されたときの対応方針のこと。
- 「到着から7日以内なら返品OK」
- 「ハンドメイド品のため返品不可」
など、対応の可否や条件をあらかじめ明確に伝えるための項目です。
キャンセルポリシー
商品購入後のキャンセルを受け付けるかどうか、またその条件についてのルール。
- 「発送前であればキャンセル可」
- 「注文から24時間以内なら受付可能」
など、キャンセル対応の可否やタイミングを伝える目的で使われます。
これらのポリシーが「商品や取引そのもの」に関するルールであるのに対して、プライバシーポリシーは、「お客様の個人情報の取り扱い」に関するルールです。
つまり、信頼や安心感、法的なトラブル回避に関わる、とっても重要なポリシーなんですよね。
プライバシーポリシーを作成する方法
ここからは、Aluraを使ったプライバシーポリシーの作成からEtsyへの設定までを、初心者でも迷わずできるように手順付きで解説します。
手元にパソコンやスマホを用意して、記事を見ながら一緒に進めていきましょう。
Aluraを使ってプライバシーポリシーを作成
プライバシーポリシーは、ゼロから自分で書こうとすると時間も手間もかかりますが、Aluraの「プライバシーポリシージェネレター」機能を使えば、初心者でも5分くらいで作れますよ。
入力するのはショップ情報だけ。
登録も不要で無料なので、ぜひ活用しましょう。
英語が堪能な方はそのままでもOKですよ!


「Google Analytics??」って方は、無効のままでOKです。

例1:ピンタレスト
会社名:Pinterest, Inc.
サービス内容:ソーシャルメディアマーケティングおよび広告配信サービス
例2:アナリティクス
会社名:Google LLC
サービス内容:アクセス解析サービス

データ管理者の「名前」と「メールアドレス」を入力しましょう。


文章は英語表記なので、内容を確認したい方はChatGPTに貼り付けて翻訳してもらいましょう。

これで、プライバシーポリシーの作成は完了です。
続いて、この文章をEtsyのショップポリシー欄に設定していきます。
Etsyに設定
Aluraで作成した文章が用意できたら、次はEtsyに反映していきましょう。



これで終了です!
心配な方は、ショップ開いて確認してみてね。
以上、お疲れさまでした。
まとめ:プライバシーポリシーの設定で信頼アップ!
Etsyのプライバシーポリシーは、単なる形式的な文章ではありません。
お客様の不安を取り除き、ショップの信頼度を高めるための重要なポイントなんですよね。
今回の手順なら、
- Aluraでプライバシーポリシーを作成
- Etsyに設定
たったこれだけで、あなたのショップは一気に「ちゃんとしたお店」として見られるようになるはずです。
特にネット販売では、購入者は「個人情報を安心して預けられるか」を重視する傾向があります。
英語で明記しておけば、海外のお客様からの信頼も高まり、結果的に購入率アップにもつながるでしょう。
「後でいいや」と思って先延ばしにせず、この記事を読み終えた今こそ「行動」するべきです。
なお、下記の記事では今回触れたAluraの便利な機能を詳しく紹介しています。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

以上、最後までお付き合いありがとうございました。
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