今回は
初心者さんGPSRとか意味不明なんだけど…。
そんなモヤモヤを、初心者向けにわかりやすく整理します。
- EtsyでEU(ヨーロッパ)への販売を目指している人
- 「GPSRって何?」で行き詰まっている人
- EUに責任者を置く場合の相場を知りたい人


EtsyでEU(ヨーロッパ)へ販売しようとすると、急に出てくる「GPSR問題」。
しかも「責任者が必要」とか言われて、正直パニックになりますよね。
先に言っときます。
この規制、マジで厄介です!
ちゃんと向き合うなら、手間もお金もかかります。
場合によっては
とはいえ、だからといって
「EU販売は諦めよう!」
と決めつけるのは、ちょっと早いのかなと思ってます。
というのも、やることを分解すると意外と見るべきポイントは限られてくるからです。
そこで今回は、
「EU全部はムリでも、まずドイツだけに絞ったら現実的じゃない?」
という視点で整理していきます。
※先に前提だけお伝えしておくと、この記事は私自身もまだ業者と話を進めている段階での情報共有です。
できるだけ一次情報を確認しつつまとめますが、最終的な要件や費用は商品数、ジャンルや国、契約内容で変わります。
最終的には必ずご自身でご確認ください。
その点だけ理解したうえで読んでいただけると幸いです。
「GPSR」についての基礎知識
GPSRについて業者に問い合わせた際、最初に言われたのがこれ。
私:「GPSRを取得したくてご連絡しました」
担当:「GPSRは取得するものではありません。準拠するものです。」
私「……(チーン)」
こうならないように、まずは基礎から整理していきましょう。
GPSRとは?
「GPSR」はめちゃくちゃ簡単にいうと、ヨーロッパ(EU)で「消費者向けの商品」を売るための安全ルールのこと。
2024年12月13日から適用が始まっています。
ポイントは「危ない商品は売るな!」だけじゃありません。
- 事故やトラブルが起きたときに、どう対応するか
- 安全に関する情報(注意事項・年齢制限など)をどう伝えるか
- EUの中で連絡がつく体制があるか
こういう「体制面」までセットで見られるのが、厄介なんですね…。
公式資料に目を通しといてくださいと言われ添付ファイルが送られてきましたが、正直吐き気がするレベルでした(笑)
まぁ、でも安心してください。
必要なポイントだけを拾ってお伝えしていきます。
責任者って絶対いるの?
結論、
だからEtsyでEU向けに売ろうとすると「責任者を記載してね」と出てきて、ここで詰まる人が多いと思います。
この責任者は「代わりに作る人」じゃなくて、EU内の「窓口」みたいなものです。
イメージとしてはこんな感じ⇩
- EU当局から問い合わせが来たときの連絡先
- 必要な情報(安全情報など)を確認できる体制
- 必要に応じて是正・回収などの対応につながる窓口
そしてEtsyでは、責任者の記載場所も用意されています。
記載内容は、EU域内の責任者「氏名」「住所」「連絡先」など。
つまり、EUで売るなら「責任者を用意して、Etsyに登録する」 ところから始まります。
費用はどれくらい?
ここが一番リアルな話。
費用は「業者」「商品数」「サポート範囲(どこまで面倒見てくれるか)」で変わります。
さらに支払い方法も、会社によって「月額制」「年払い」「一回限り」と各社さまざまです。
参考までに、



私が実際に見積もりを取った二社の内容をざっくり共有します。
- 支払い:一回限り(一括払い)
- 内容:1カテゴリーにつき400ユーロ(約73,000円)。当ショップは6つのカテゴリーに分けられるとのことで、2,400ユーロ(約438,000円)。
- 追加費用:新しいカテゴリーで新商品を出すたびに追加で400ユーロ発生。EU当局への対応は別途費用が必要
支払い:年払い(年間60,000円)
内容:EUで販売するための最低限必要な手続き
追加費用:EU当局への対応は実費を請求
この2社の見積もりを見ても分かる通り、同じ「GPSR」への対応でも会社によって値段が全然違います。
特にチェックしたいのはこちら。
- 「当局対応」は込み?別料金?実費?
- 新商品への対応
- 金額に含まれるサポート範囲はどこまでか?(書類保管/窓口対応など)
つまり、「何をどこまでやってくれるか」をしっかり確認することが大切です。
私の結論「ドイツだけに絞って小さく始める」
正直、EU圏内の「全部の国に一気に売ろう」とすると、難易度が跳ね上がります。
なぜなら、
だから私の結論はこれ。



まずはドイツだけに絞って、小さく始める。
これが一番、現実的なラインです。
ドイツは、EUの中でもトップクラスのEC市場。
つまり、最初の一歩として
- 市場が大きい
- 費用をかけるなら回収しやすい
- まずは1国に集中できる
この意味で「ドイツから」が合理的、という判断に至りました。
まぁ、まだ計画段階なんでなんともですが…。
各国毎で「GPSR」以外のルール・規制もある
たとえばドイツだと、GPSRとは別で包装(梱包材)のルールが引っかかってきます。
いわゆる「LUCID登録(包装登録)+システム参加(回収の仕組み)」の規制のこと。
めちゃくちゃ簡単にいうと、
「商品を梱包してある段ボールや紙袋、ビニール等の処理費用を税金で納めろ!」
ってことみたいですね。
これがフランスになればまた別の制度、他国もそれぞれ…と増えていきます。
なので最初からEU全部に広げようとすると、「GPSRはクリアしたのに、別ルールで止まる」みたいなことが普通に起きます。
トータルの費用は年間12万円くらい
私の今の感覚だと、ドイツに絞れば「年12万円くらい」が見えてきます。
ざっくり内訳イメージはこんな感じ
- EU責任者の登録
- LUCID番号の取得
- 文書作成・商品の確認作業、その他の雑費
だから「いきなりEU全部」より、ドイツだけに絞った方が費用が読みやすいんですよね。
※この価格は、私が見積もりを取って進めている段階での目安です。今後、新たな規制で追加される可能性もあります。



VAT番号とかも絡んでくるかも…
この話は一旦置いときましょう!
追加でかかってきたら記事書きます。
業者選びのポイント
ここ、マジで大事ですよ!
というか、ここでミスると大変なので慎重にいきたいところです。
そもそも個人を相手にしていない会社も多い
問い合わせても、
- 法人向け
- 最低ロットが前提
- 個人の小口を想定してない
法人用のメールアドレスからじゃないと、お問い合わせできない会社も普通にありました。
だから最初のメール(問い合わせ)で、「個人/小規模でも対応可能ですか?」 と先に聞いておくのもありだと思います。
必ずWebでの面談もすること
文章だけだと、ほぼ確実に認識がズレます。
Web面談で、これだけは聞いた方がいいポイント。
- 費用に含まれる範囲はどこまで?
- EU当局への対応は?
- 新商品が増えたときの追加費用は?
- 文書の作成・保管方法は?
- 支払い方法は?



面談の前に質問事項はメモしておきましょう!
返事は焦らず「相見積もり」を取ること
「返信が早い=良い会社」とは限りません。
焦って契約すると、あとから
- 「それは別料金です」
- 「その国は対象外です」
- 「新商品は追加課金です」
と後出しされて、普通に詰みます。
なので「相見積もり」は必ず取るようにしてください。
ただ、比較するのは金額じゃなくてサポートの範囲です。
ここが納得できない会社であれば、やめておいた方が無難だと思います。
時間がかかってでも、信頼できる会社を探しましょう。
まとめ:EU市場に参入するための基礎知識
GPSRは、EUで消費者向け商品を売るための「安全ルール」です。
ポイントは安全面だけじゃなく、事故対応や注意喚起、連絡体制まで求められること。
そして日本からEUへ売るなら、基本的に「EU域内の責任者(窓口)」 が必要で、Etsyでも入力が必須になります。
費用は会社によって差が大きいので、相見積もりは必須。
だから私は、国ごとの追加ルールで難易度が跳ね上がる「EU全部」ではなく、まずドイツだけに絞って小さく始める 方針です。
※この記事は私も準備中の段階での共有です。要件や費用は条件で変わるので、最終確認は必ずご自身でお願いします。
この記事に需要があれば、今後の対応についても記事を書いていきますね。








