「最近、Etsyのアクセス減ってるな〜」
でも、トランプ関税の影響もあるし仕方ないのかなぁ…。
そう思って半分諦めてたんですが、ふと公式のセラーハンドブックを見てみると、「商品名(タイトル)に関する新しいガイドライン」が発表されているではありませんか!
実はこれ、アクセスや検索順位に大きく関わってくる超重要な変更なんです。
めちゃくちゃ簡単に言うと、「Etsy検索内部のシステム(アルゴリズム)が変わったよ!」ってことね。
今回の記事では、
- そのガイドラインの内容とは?
- どうして変わったのか?
- 何をどう直せばいいのか?
というポイントを初心者にもわかりやすくまとめました。
最近アクセスが減ってきた人や、検索対策に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

【2025年夏】Etsy検索システムの変更について
公式のセラーハンドブック(2025年8月〜9月版)によると、検索システムがより「賢く・人間らしく」進化したことにより、ショップや商品ページの評価の仕組みも変わってきました。
背景には、以下のような意図があるとされています。
- 検索結果の精度向上
- 購入者のショッピング体験の最適化
- 誤解や過剰なSEO対策を防ぎ、自然な表示を促進
これからのEtsyは「うまく検索に引っかける」よりも、「買いたくなる魅力をどう伝えるか」がカギになってくるのは間違いないでしょう。
初心者さんちょっと待って!
全然話についていけないんだけど…。



そんなふうに困ってる方は、下記の記事をご覧ください。


何が変わったのか?具体的な変更点
Etsyのアルゴリズム改変は、単に「検索の仕組みが変わった」だけではありません。
特に注目したいのは、以下の2つのポイントです。
- 評価対象の拡大
- タイトルの簡素化を推奨
順番に見ていきましょう!
1.評価対象の拡大
以前までは「タイトル・タグ・説明文」などのテキスト中心に判断されていた検索評価が、ショップの全体的なパフォーマンスや購入者とのやりとりも加味されるようになりました。
たとえば
- 商品の発送スピード
- メッセージの返信率
- 星の数(レビュー評価)
- ショップポリシーの整備状況
などが、検索順位に影響するようになっています。
つまり、「商品ページの中だけで完結するSEO」から、「ショップ全体の信頼性・運営姿勢まで見られる」流れに変わってきているということです。
2.タイトルはシンプルに
これまでのEtsyでは、「できるだけ多くのキーワードをタイトルに詰め込む」ことがSEO対策の基本とされてきました。
しかし、今回のアップデート以降は、より読みやすく自然なタイトルのほうが評価されやすくなる傾向があります。



Etsy公式の発信はこちら⇩
検索システムの進化と長年に渡るお客さまからのフィードバックをより反映した Etsy の新ガイドラインは、以下の通りです。
- 販売されている商品を明確に記載する。例:「マグ」や「ドレス」など
- 最も重要な性質を最初に含める。例:商品の色、素材、サイズなど
- 明確さとスキャナビリティ(読み取りやすさ)を考慮した効率的な商品名を目指す。 商品のユニークな性質も含めて 15 ワード以下(英語)に納めるように心がける。
- 祝日や行事の名前、受取人のタイプが商品説明に必須な場合は、それのみを含める。例:「バースデーキャンドル」、「ハロウィーン仮装」など
- 「最適」や「すてき」など、主観的な言葉は説明文に移動する
- 同じ単語を繰り返さない
- 価格、送料、セールなどの情報は追加しない。 検索時に Etsy が商品にバッジをつけてその情報をカバーするので、ご心配なく。
これはつまり、購入者視点で「どんな商品なのかすぐ伝わるタイトル」が理想とされている、ということです。
これからのEtsy運営で大事なこと
Etsyの検索アルゴリズムは、かつてのように「キーワードをタイトルに詰め込む」だけの手法では通用しなくなってきました。
これからは、リスティング全体の完成度や、ショップの信頼性までを含めて総合的に最適化していく姿勢が求められます。
商品を出品した1つ1つのページ(登録情報)のこと。
ここでは、



今後のEtsy運営で意識しておきたい4つの柱を紹介しますね。
商品の情報を総合的に最適化する
Etsyの検索システムは、タイトル・タグ・属性・説明・写真・レビューなど、商品ページのあらゆる項目を組み合わせて「誰に表示するか」を決定しています。
そのため、
タイトルだけでなく、13個のタグや属性もフル活用し、カテゴリー設定はできるだけ具体的に設定しましょう。
さらに、繰り返しのキーワードを避け、多様な検索言語に対応できる工夫が必要です。
ショップ言語以外で販売したい場合、自動翻訳ではなく「自分で翻訳を追加」すると、自然で信頼性の高い表現になり、検索結果でも有利になることがあります。
購入者の「クリックしたい気持ち」を高める
Etsyでは、訪問者が「欲しい」と思える体験づくりが大切です。
タイトルはキーワードの羅列ではなく、素材や用途がすぐに伝わる明快な表現が効果的。
写真は、できるだけ多く使いましょう。
理想は10枚!
明るく統一感のある画像をそろえることで、安心感が増し、購入につながりやすくなりますからね。
また、返品ポリシーも明記しておくと、購入を迷う人の背中を押すポイントです
こうした基本を丁寧に整えることが、検索評価にもつながります。
信頼されるショップとして評価される
商品ページだけでなく、ショップ全体の運営体制も検索順位に影響を与えます。
たとえば、メッセージの返信速度や、レビュー評価、トラブル対応の実績(ケース率)などは、ショップの信頼スコアとして見られるようになりました。
さらに、ショップアイコンやストーリーページを活用し、「誰が売っているのか」を可視化することで安心感につながります。
そして何より大事なのが、



購入率(コンバージョン率)ですね。
多くの人に見られても、購入されなければ検索評価は伸びません。
タイトルやタグ、説明文を定期的に見直し、改善していくことが大切です。
あなたの商品を「本当に求めている人」を狙う
Etsyは今、「Context Specific Ranking(CSR)」という仕組みにより、購入者の過去の行動や検索傾向に応じて、よりマッチした商品を表示するようになっています。
つまり、同じキーワードで検索しても、ユーザーによって結果が変わるということ。
必要なのは、
「誰に届けたいか」を明確にし、そのペルソナに響くタグや説明文を書くことが求められます。
たとえば、「ギフト」ではなく「男性への昇進祝いギフト」のような具体性がある方が検索に強くなります。
まとめ:Etsyの新しいガイドラインについて
Etsyで売上を伸ばすには、単なる出品だけでなく、リスティング全体の質を高め、購入者にとって魅力的で信頼できるショップを目指すことが欠かせません。
とくに今は、「誰に届けたいか」を明確にし、その人に響く言葉を選ぶ力が求められています。
Etsyの仕組みはどんどん進化していますが、本質は変わりません。
「あなたの商品を、本当に求めている人に届ける」
そのために、できることから順番に最適化していきましょう。
「いい商品を出しても、見てもらえない…」
「検索対策だけじゃ限界を感じる…」
そんな方には、Etsy×Pinterestの組み合わせがおすすめです。
詳しくはこちら⇩


以上、最後までお付き合いありがとうございます。








