Etsyの設立手数料って一体いくらなの?
Etsyでショップを開設しようと思ったら、聞いていた「15ドル」より多い金額を請求されてるんだけど…?
実際に私も、ショップ開設の記事を作っていたとき、突然「19ドルの支払い画面」が出てきて、「ん?なんで!?」と焦って調べました。
「あれ?Etsyの手数料って15ドルじゃなかったっけ?」
「他のサイトでは15ドルって書いてあったのに…なんで私だけ違うの?」
そんなふうに感じている方も多いと思います。
でも結論から言うと、これはEtsyの仕様で間違いではありません。
Etsy公式のポリシーにも、以下のように明記されていますからね。
Etsy は、自社のみの判断により設立手数料を調整または請求する権利を有します。
引用元:Etsy公式「手数料と支払いに関するポリシー」
つまり、請求される金額はユーザーによって異なることがあり、地域やタイミングによっても差が出るというわけです。
この記事では、私が実際に支払ったときの体験をもとに、
- 実際に私が払った金額?
- 「設立無料」の情報はどこから?
- お得にスタートする方法はあるのか?
など、Etsyをこれから始める方が安心できるように、わかりやすく解説していきます!
Etsyの設立手数料とは?無料じゃないの?
Etsyの設立手数料について
2024年2月、Etsyは「ショップ設立フィー(Shop Setup Fee)」の導入を正式に発表しました。
2.ショップ設立フィーの導入でセキュリティー強化と本人確認をサポートする
セラーの皆さんが安心してビジネスを築けるよう、私たちは Etsy を安全な場に保つことに努めています。 セキュリティチェックの強化と新規ショップへの継続的サポートを提供できるように、Etsy ではこのたび、新規ショップ設立フィーを導入いたします。
このフィーは、一部の新規ショップから段階的に導入されます。 適用されると、新規にビジネスを始める前に、 $15 米ドル(USD)が 1 回限りの設立フィーとして課されることになります。 ショップの設立プロセスで、適用されるかどうかを明確にお伝えします。 この返金不可の前払い投資は、新規ショップが Etsy でビジネスを経営していくことに真剣であるかを図る上での一定の保証になります。
引用元:Etsy「セラーハンドブック」
簡単にいうと、2024年2月以前は、Etsyのショップ開設は無料で進められてたみたいですが、今後はショップ開設の段階で「15ドルの設立手数料を払ってもらうからね」ってこと。
つまり、「とりあえず登録してみるか〜」というノリで気軽に始めるには、少しハードルが上がったとも言えますね。
ショップ開設は「無料」って聞いてたけど…
2024年2月以前の情報では「Etsyはショップ開設無料」と紹介しているサイトが存在します。
実際その頃までは、アカウントを作っても、出品しない限り手数料は一切かからなかったので、間違いではなかったんです。
でも、その情報がいまも検索上位に残っていたり、SNSでシェアされていたりすることで、最新の仕組みを知らずにEtsyを始めようとする方が戸惑うケースも出てきています。
- 「開設無料って聞いてたのに、いきなり支払い画面が出てきた…」
- 「15ドル⁉ そんな話どこにも書いてなかったんだけど…」
って感じですね。
だからこそ、この記事では実際に支払ったときの流れや注意点を、できるだけリアルに共有していきますね。
実際の請求画面
では、実際に支払いが発生したときの画面をお見せしますね。
①2024年4月
奥さんが1つ目のショップ開設した時の請求金額です。

支払金額は 2,379円(15ドル)。
当時の為替レートは約158円ほどでした。
②2025年4月
次は、私自身がEtsyショップを立ち上げたときの画面。

1年ほど経っていますが、こちらも 2,278円(15ドル)。
為替レートが少し変わっただけで、請求額そのものは変わりませんでした。
③2024年7月
最後は、ブログ記事用に開設手順をチェックしていたときのスクリーンショットです。
そこで表示されたのは…なんと 「19ドル」!

「あれ?さっきまで15ドルだったのに、今度は19ドル…?」
「なんで⁉︎」と驚いて調べてみたところ、Etsy公式のポリシーにこんな記載がありました。
Etsy は、自社のみの判断により設立手数料を調整または請求する権利を有します。
引用元:Etsy内のルール「手数料と支払いに関するポリシー」より
つまり、設立手数料は一律ではないということ。
人や地域(国)、タイミング、条件によって変わる場合があるようです。
Etsyに設立手数料が導入された背景とは?
Etsyが設立手数料(Shop Setup Fee)を導入したのは、2024年2月。
そこには、次のような背景や目的があったみたいです。
セキュリティの強化と本人確認の厳格化
Etsyは世界中の個人が参加するマーケットプレイス。
その一方で、
- なりすましアカウント
- 詐欺目的のショップ開設
- 短期間でのアカウント乱立
といった悪質な利用も問題化。
対策として、Etsyは「信頼できる出品者だけが安心して活動できる環境を守る」ために、設立手数料を導入しました。
つまり、本気でショップ運営をしたい人かどうかを見極める「ハードル」としての位置づけです。
新規セラーへの継続的なサポート資金
もうひとつの理由として、Etsyは新しく参加したセラーに対して、
- 初期ガイドやヒント
- ヘルプ対応
- トラブル時のサポート
など、プラットフォーム側のコストが発生していると説明しています。
これらのサポートをより安定的に提供していくためにも、設立時に一度だけ手数料をいただく…という仕組みにしたようです。
Etsyをちょっとでもお得に始める方法
「少しでも初期費用を抑えて始めたい」
そんな方におすすめなのが、「Etsyの紹介リンク制度」です。
紹介リンクからショップ開設すると、40件分の出品手数料($8相当)が無料になります。
※通常は1出品ごとに$0.20の出品料が発生。
詳しい仕組みや注意点については、下記の記事をご覧ください。
残念ながら、設立手数料($15または$19)は対象外ですが、最初の出品費用がかからないのは、初心者にとって大きなメリットです。
また、タイミングによっては「スペシャルオファー」などの割引キャンペーンが開催されることもあるので、登録前にチェックしておくと、よりお得に始められますよ。

登録前に画面に表示される案内をよく確認してみてくださいね。
まとめ:Etsyのショップ設立手数料
Etsyは、かつてはショップ開設自体に費用がかからず「無料で始められる」と言われていました。
でも、2024年2月以降は「設立手数料」が発生するように変わっています。
古い情報だけで準備を進めると、「え⁉︎設立手数料?」と驚いてしまうかもしれません。
とはいえ、出品手数料が無料になる「紹介リンク」や、タイミングによっては「スペシャルオファー(設立手数料の返金)」といった制度もあるので、上手に使えば初期費用を抑えることも可能です。
まずは正しい最新情報を知って、納得してからスタートしましょう。
Etsyの始め方については、下記の記事で詳しく解説してあります。

以上、最後までお付き合いありがとうございました。
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