「Etsyでとりあえず出品したけど、次は何をすればいいの…?」
「出品=ゴール」だと思ったら大間違いです。
ここからが本番。
売れるための工夫をしていく必要があります。
中でも大事なのが、フォーカスキーワードの設定になります。
フォーカスキーワードとは、「その商品がどんなキーワードで検索されたときに見つかってほしいか?」を明確にするためのもの。
言い換えるなら「この商品を一言で表すと何?」という質問に対する答えです。
ここをしっかり決めておかないと、せっかく出品しても検索に引っかからず、誰にも見てもらえません。
この記事では、
初心者さんでも簡単に使えるツール「Alura(アルーラ)」を使って、フォーカスキーワードを決める方法をわかりやすく解説していきます!
「フォーカスキーワードってなに?」「どうやって決めればいいの?」という方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
そもそもフォーカスキーワードとは?
フォーカスキーワードは、あなたの商品を、必要としている人に届けるための「案内板」みたいなもの。
Etsyでは、商品が検索で見つかるかどうかが売上に直結します。
だからこそ、「どんな言葉で検索されたときに見つかってほしいか?」を明確にしておくことがとても大切なんです。
フォーカスキーワードの重要性
どれだけ魅力的な商品でも、検索に引っかからなければ見つけてもらえません。
つまり、「存在していない」のと同じ状態なんです。
逆に、適切なキーワードを設定するだけで、検索経由のアクセスがグンと増えますよ。
しかもこれは、広告をかけずにできる無料の対策。
やらない理由はありませんよね。
フォーカスキーワードはどこに入れるの?
Etsyでは、以下の3つの場所にフォーカスキーワードを入れておくことが重要です。
- タイトルの冒頭(最初の40文字)
- 商品説明文の最初の200文字
- タグ(13個のうち必ず1つは含める)
Etsyの検索アルゴリズムは、この3つをしっかり見ています。
しかも、「同じキーワードが複数箇所にある=関連性が高い」と判断されやすいので、バラバラにせず意識的に揃えておきましょう。
Alura(アルーラ)について
「キーワードを決めろって言われても、どうやって探せばいいの?」
そんなときに役立つのが、Alura(アルーラ)というツールです。
Aluraってどんなツール?
Aluraは、Etsy販売者向けのリサーチ&SEO支援ツールです。
キーワードの検索数や競合の強さをチェックしたり、売れている商品を分析したりできます。
中でも便利なのが、「Keyword Finder」という機能。
これは、
検索ボリューム・競合度・スコア・コンバージョン率などを一目で確認できる、キーワード選定に特化した分析機能です。
「何をフォーカスキーワードにすればいいのか?」と悩んだときは、この機能を使って、データをもとに候補を絞り込んでいくのがオススメです。
無料で使える範囲が広い
Aluraは、無料でもかなりしっかり使えます。
しかも、Googleアカウントがあれば、面倒な登録作業も不要。
数クリックで始められるので、Etsy初心者にとってはありがたいですよね。
もちろん、有料プランへのアップグレードも用意されていますが、無料で使える範囲がかなり広いので、最初のうちはまったく問題ありません。
ただし、2025年7月現在、私のアカウントではキーワードリサーチの回数が1日5回に制限されています。
以前よりも制限が厳しくなっている可能性はありますが、これはAluraに限った話ではなく、他のツールでも同じような制限があるので、当然の流れですね。
とはいえ、1日5回でも、初心者がキーワード選定を練習するには十分なレベルです。
まずは使える範囲で、「ちゃんと調べて、フォーカスキーワードを設定する」という感覚をつかんでいきましょう。
Aluraを使ってフォーカスキーワードを決める方法
ステップ①:フォーカスキーワードを仮設定
まずは、自分なりに「この商品を一言で表すなら何?」を考えてみましょう。
いきなり正解を出す必要はありません。
3〜5個くらい、思いつくものをメモしておくイメージでOK。
ChatGPTの有料版を使っている方であれば、商品の画像を読み込ませて一緒に考えるのもアリですよ。
AIならではの視点から、意外なキーワードが出てくることもあります。
ただし、出力されたものをそのまま使うのはおすすめしません。
最終的には、あなた自身の目で「意味が通るか」「ちゃんと検索されていそうか」を確認することが大切です。
ステップ②:Aluraのキーワード調査で検索
Aluraにアクセスして、左側ダッシュボードの「研究(Research)」>「キーワード(Keyword)」をクリックし、フォーカスキーワード候補の中から1つ選んで検索窓に入力します。

ステップ③:最適なフォーカスキーワードを選択
検索すると、Aluraでは以下のようなデータが表示されます。

- Search Volume(検索ボリューム)
→ そのキーワードが月に何回検索されているか - Competition(競争)
→ 他の出品者も同じキーワードを使っているかどうか - Conversion Rate(コンバージョン率)
→ 検索から購入につながった割合 - Overall Score(スコア)
→ 売れやすさの目安(高いほどおすすめ)
初心者の場合は、「スコアが高め」かつ「競合が少なめ」のキーワードを選ぶのがおすすめです。
データをもとに、「この商品を一言で表すならコレ!」と思えるキーワードを1つ選びましょう。
それが、あなたの商品にとっての「フォーカスキーワード」になります。
迷ったときは、次のような視点で比べてみてください。
- 意味のわかりやすさ(誰が見てもパッと想像できるか)
- 商品との関連性(実際に商品を説明しているかどうか)
- 英語として自然か(英語圏のバイヤーが検索しそうか)
- スパムっぽく見えないか(無理に詰め込んでいないか)
こんな感じで「数値」+「直感」をバランスよく見ながら選んでみましょう!
ステップ④:選んだキーワードを各所に反映させる
最後に、選んだフォーカスキーワードを以下の3ヶ所に忘れずに入れておきましょうね。
- タイトルの先頭40文字以内
- 商品説明文の最初の200文字
- 13個あるタグの中の1つ
この3つに同じキーワードを揃えて使うことで、検索エンジンから「関連性が高い」と判断され、上位に表示されやすくなります。
「ちょっと大変だなぁ…」とお悩みの方は、下記の記事を参考にしてください。
まとめ:フォーカスキーワードを考えよう!
Etsyで商品を出品しただけでは、なかなか売れません。
でも、フォーカスキーワードをしっかり設定するだけで、検索される確率はぐっと高まります。
特に初心者のうちは「感覚で決める」のではなく、ツール(Alura)を使ってデータから選ぶ習慣をつけることが大切です。
まずは今日から、
- 自分の商品に合いそうなフォーカスキーワードを考える
- Aluraで検索してデータを見る
- 一番しっくりくるものを選んで、タイトル・説明・タグに入れる
この流れを試してみてください。
「ちょっと面倒だな」と思うかもしれませんが、このひと手間が「売れる商品」を育ててくれます。
あなたの商品が、必要としている人にちゃんと届きますように。
その第一歩として、今日からフォーカスキーワードを意識することを始めてみましょう。
また、Etsyでは初心者を狙ったスパムメッセージが届くことも多いので、事前に知っておくと安心ですよ。

以上、最後までお付き合いありがとうございました。
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