「Etsyの広告、使ってみようかなぁ…」
そう思いつつも、
「本当に効果あるの?」
「お金だけかかって損しない?」
と、不安でなかなか踏み出せずにいるあなた!
実は私も、まったく同じだったので、気持ちすごくわかります。
でも、ずっとこのまま何も変わらないのもイヤで…。
思い切って、1日3ドルで設定して1週間だけ広告を出してみることに!
「おいおい!たった3ドルかよ⁉︎」て声が聞こえてきそうですけど…(笑)
まぁでも、
今回はそのリアルな結果を、クリック数・広告費・売上などの数字もまじえて正直にレポートしますね。
「Etsy広告が気になってるけど、まだ迷っている…」
そんな方の参考になればうれしいです!
それでは本題に参りましょう。
結論:「惨敗!」ただ、学びもあった
1週間のリアルな数字を公開
結論からお伝えします。
広告を出した1週間の売上はゼロでした(笑)
その時のデータはこちら⇩

クリック率(CTR)は 「約1.14%(65 ÷ 5,724)」。
Etsy広告の平均CTR(1〜3%)から見ると、決して悪くはない数字だと思います。
つまり、「見てもらえたし、興味を持ってもらえた」ということ。
でも残念ながら、そこからの購入にはつながりませんでした。
これはつまり、
商品ページまで来た人を買う気にさせられなかった=「写真・説明・価格・レビュー」などに改善の余地があるということなんでしょうね。
とはいえ、まったく手応えがなかったわけじゃありません。
表示もクリックもされていたことから、参入したジャンルの方向性自体は間違ってなかったのかな、とも感じられました。
だって、全く興味がなかったらクリックしませんからね。
まぁ、ここは前向きに捉えて、次につなげていこうと思います!
実際にかかった手数料
今回のEtsy広告では、1日3ドルの上限で設定して、1週間運用してみました。
とはいえ、毎日ぴったり3ドル使われるわけではなく、日によって消化される金額にはバラつきがあります。
さっきのグラフ(レポート)の「縦軸=日別の広告費」に注目してみてください。

Etsy広告は、1クリックごとに課金される仕組み(CPC=クリック単価)なので、「その日に何回クリックされたか」によって費用が変動します。
私の頭の中では、3ドル×7日間=21ドル(3,000円)くらいの予算で計算してたんですが…。
思ってたよりだいぶ安かったですね(笑)
今度はもっと思い切って、1ヶ月くらい広告を出してみようかなと思っています。
今回の反省と今後の対策
広告を1週間試してみて、「すぐに売上につながる魔法のアイテムではない」ことがよく分かりました。
でも、Etsy側もちゃんとこう言ってます。

こちらは、広告を停止するときに表示された画面です。
正直、「ドキッ」としましたね(笑)
たしかに、たった1週間で効果を判断するのは早すぎたのかもしれません。
そこで今後は、以下のポイントを見直してもう一度トライしてみようと思っています。
- 広告を出す商品を厳選する
- 商品ページをしっかり整える
- 予算は少額で、期間を長めに
広告を出す商品を厳選する
とりあえず全商品に広告をかけていたのですが、それだと費用が分散されすぎて効果が見えづらいと実感しました。
今後は、「お客様のカートによく入れられる商品」や「お気に入りが付いた商品」など、期待値の高いものだけに絞って広告を出す方針に変えます。
商品ページをしっかり整える
広告経由でページに来ても、写真・価格・説明文・レビューが弱ければ当然買ってもらえませんからね。
まずは商品ページの見直しが最優先。
「広告で集客 → ページで勝負」という流れを意識して、まずは商品ページの完成度を高めることを優先しようと思います。
予算は少額で、期間を長めに
Etsy公式が言うように、短期で判断せずに少額でもいいから30日くらい継続してみるのが良さそうです。
たとえば、1日1ドルでも1ヶ月に30ドル。
次は、無理のない範囲で「広告戦略」を試してみるつもりでいます。
この3点を意識して、「費用対効果」をしっかり検証できるように運用していくつもりです。
Etsy広告の手数料ってどうやって支払うの?
Etsy広告を使ううえで気になるのが、「実際、広告費ってどうやって支払うの?」問題。
特に初めて使うときは、「クレカから引かれる?」「売上と相殺?」「いつ請求されるの?」と不安になりますよね。
結論から言うと、広告費は「月末にまとめて」発生し、支払いは売上から自動で差し引かれます。
支払いタイミングは?売上から引かれる?
Etsy広告の費用は、月ごとに計算され、月末時点でショップ管理ツールのダッシュボード「ファイナンス」>「支払い口座」に追加されます。
確認方法は⇩

そして支払いは、
- 売上がある場合 → その売上から自動で引かれる
- 売上がない場合 → Etsyからの通知に従って自分で支払う(クレカなど)
という流れです。
つまり、売れればそこから勝手に引かれるし、売れなければあとで払う感じになります。
注意ポイント
売上がなくて、クレジットカードで支払う必要がある場合は、Etsyからの通知メールを見逃さないように注意しましょう。
月末で広告費が締められ、翌月に入って2〜3日後くらいに、「件名:〇月の Etsy 請求明細書がご覧になれます」というメールが届きます。
こんなメールです⇩

この時、つい…
「またスパム(詐欺)メールかと思って無視しちゃった…」
なんてことが起きないように、気をつけてくださいね。
ちなみに、私はスルーしそうになって危なかったです(笑)
放置して支払いが遅れると、最悪の場合、ショップのアカウントが一時的に停止される可能性もあるので、くれぐれもご注意を!
Etsyのスパムメールについては、下記の記事をご覧ください。
「外部サイト広告」との違い
Etsyには、今回紹介してきた「Etsy広告」とは別に、「外部サイト広告」という広告システムも存在します。
これ、知らないまま使っていると、「え?勝手に広告出されてる⁉︎」「なんか手数料発生してる⁉︎」ってなる人も多いんです。
まずは、2つの広告の違いをざっくり比較しておきましょう。
Etsy広告と外部サイト広告のざっくり比較
項目 | Etsy広告 | 外部サイト広告 |
---|---|---|
表示場所 | Etsy内(検索・カテゴリなど) | Google、Facebookなど外部サイト |
設定 | 自分でオン/オフできる | Etsy側が自動で出す(強制参加あり) |
費用発生の条件 | クリックされたら発生 | 購入されたら発生 |
費用の目安 | 1クリック数十円〜 | 1注文につき最大15%の手数料 |
Etsy広告は、自分で予算や期間、商品を決めて出せるので「コントロールしやすい広告」です。
一方、外部サイト広告は、Etsy側がGoogleやSNSに勝手に宣伝してくれる仕組みで、売れたときにだけ手数料を支払う「成果報酬型」広告になります。
「勝手に出される広告」があるって知ってた?
実はこの外部サイト広告、売上が一定以上あるショップは自動で参加させられます。
さらに、初期設定の段階から自動で参加するようになっている状態なので、ここは要注意!
つまり、
自分では「広告出すつもりなかったのに…」というケースでも、Google検索やInstagramなどで表示され、
そこで購入されると自動的に最大15%の手数料が発生するという仕組みです。
外部サイト広告についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
まとめ:Etsy広告のリアルな結果報告
今回は、Etsy初心者の私が1週間だけ広告を出してみたリアルな結果をお届けしました。
正直、結果は惨敗(売上ゼロ)。
「広告を出せばなんとかなるかも…!」という甘い期待は、あっさり打ち砕かれました(笑)
ただ、学びも多かったのも事実です。
- 広告は集客のきっかけにはなるけど、それだけでは売れない
- 商品ページの作り込みや、ターゲット選びがめちゃくちゃ大事
- 費用の仕組みや注意点を理解しておかないと、地味に損する
うまく活用すれば前に進めるけど、頼りすぎたり、仕組みを理解せずに使うと逆に遠回りにもなります。
つまり、準備がめっちゃ大事ってことですよ!
今回の経験をふまえて、次は…
- 商品ページをしっかり整える
- 広告対象を絞る
- 少額でも長期的に運用してみる
という感じで、もう一度チャレンジしてみようと思っています。
この記事が、「Etsy広告が気になってるけど不安で…」という方のヒントになれば嬉しいです!
また、EtsyのSEOについて興味のある方は、下記の記事も参考にしてください。

以上、最後までお付き合いありがとうございました。
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